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本研究室はおそらく(?)日本初の法心理学研究室です。

と言っても若林が決して勝手に学問を作っているわけではありません。

学会もしっかりあります。

少なくとも「法心理学研究室」と名乗ったのが恐らく日本初という程度の意味です。

当研究室では、心理学(主に社会心理学)の理論や方法論を基に司法に関する諸問題の理解と解決を目指した研究を行っています。心理学者的な理解として、司法とは社会的問題の一定の解決を図る、一つの公式な装置や道具そして理論的枠組みであり、それらの在り方、またそれらを通して得られる結果の精度を心理学的に高めることが社会に貢献しうる研究になると考えています。

学融としての法心理学

当然のことながら心理学の知識だけで成り立つものではありません。法学・司法実務または司法の周辺諸科学との連携無くして社会的問題の解決はありえません。各セクター・各学範disiplineが問題だけを共有する学際inter-disiplinaly研究ではなく、「問題の解決を共有」する学融trans-disiplinalyを目指しています。まずは司法と心理学からといったところです。

良い理論より実践的なものはない

 There is nothing more practical than a good theory 

 本HPのヘッダーにも掲げているこの言葉は、「実験社会心理学の父」と称されるKurt Lewin(クルト・レヴィン)の言葉です。良い理論とは、実践的なものであるという意味ですが、実践できないものは良い理論とはいえないと逆説的に理解しています。本研究室の視座としています。

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